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<レビュー>映画『セーラー服と機関銃 -卒業- 』 3月5日(土)全国ロードショー


主演に橋本環奈というミューズを迎えた、映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』が3月5日(土)より公開となる。シリーズ累計260万部を超える赤川次郎のメガヒット原作を元に、1982年に一大ブームを巻き起こし、邦画興収第1位(47億円)を記録した角川映画の代表作『セーラー服と機関銃』(監督:相米慎二/主演:薬師丸ひろ子)のシリーズ最新作となる。


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ⓒ 2016「セーラー服と機関銃 -卒業-」製作委員会

シリーズ累計260万部を超える赤川次郎のメガヒット原作を元に、1982年に一大ブームとなった角川映画の代表作『セーラー服と機関銃』(監督:相米慎二/主演:薬師丸ひろ子)。その後、二度もTVドラマ化されるなど、角川映画40周年の歴史が誇る伝説的シリーズの最新作『セーラー服と機関銃 -卒業-』が満を持して公開される。
2月3日(水)に本作の完成披露試写会と17歳の誕生日を迎えた本作のヒロイン・橋本環奈の初主演の映画となった。

※ 写真は2月7日(日)に行われた大阪キャンペーンでTOHOシネマズ梅田にて開催された舞台挨拶の模様

【STORY】

18歳、高校三年生の星泉(ほし・いずみ)には、組員わずか4名の弱小ヤクザ・目高組の組長という驚きの過去があった。伯父を殺した敵を機関銃で襲撃する大事件を起こしたあと、組は解散。いまは、シャッター商店街の中で「メダカカフェ」を経営し、「組長」あらため「店長」として活躍する日々。卒業を間近に、普通の女子高生としての日常を取り戻していた。そんなある日、ニセモデル詐欺に巻き込まれた友達の相談から、泉の周辺には、ふたたび危ない影が忍び寄ってきて……。


【REVIEW】

撮影にはいったばかりのときは「緊張していた」と語る橋本環奈だが、監督からは演技で笑顔を作っても緊張感が伝わってしまうと指摘されるエピソードがあったという。アイドルとして逸材ぶりを評価されている橋本環奈の初の主演映画でもあり、角川映画・伝説のシリーズ最新作でもある本作。その作品を、試写で一足先に拝見した。

まず「星泉」が、「かわいい」ということと「意外とハスキーな声色を持っているんだな」ということが印象深い。演技がどうだったとかは、切り取って書く必要はないと思うが、あえて言うなら、各シーンの瞬発力の高さもあり、どう見せたいかを客観視できている気もする。作品としてみるとまだ感情の起伏がストーリーの流れと異なる部分が気になるけれど、常にそれぞれのシーンを楽しんでいる彼女を見ると、橋本環奈が綺麗になっていく過程を見守るという構図ができる映画作品になっているとも言える。

対して「ヤクザ役は初めて」という長谷川博己は、映画『地獄でなぜ悪い』での任侠映画を撮るクレイジーな若手監督のイメージが記憶に新しく、今回はそのヤクザとあって世界観を作るための集中力が非常に高く見えた。映画として「セーラー服」×「機関銃」という組み合わせを表現するのには、「女子高生が組長だったら」という構図の企画に欠かせないのがまわりのヤクザだと思う。彼女が任侠ものに違和感なく表現されるには、周りの俳優陣がそれを信じる集中力が必要があると思えるのだが、今回はそれがうまくいっていると思われる。

でもちょっとドジな「星泉」がハスキーな声で叫ぶシーンが多いので、「こんな声なんだな・・・」とTVだけでは伝わらないこともあり、その恋模様も本作で味わえる。おすすめの作品。

(C)2016「セーラー服と機関銃-卒業-」製作委員会
ⓒ 2016「セーラー服と機関銃 -卒業-」製作委員会

【作品情報】

出演 :
橋本環奈 長谷川博己
安藤政信 大野拓朗 宇野祥平 古舘寛治
北村匠海 前田航基 ささの友間 柄本時生 岡田義徳 奥野瑛太
鶴見辰吾 榎木孝明 伊武雅刀 武田鉄矢

監督:前田弘二
脚本:高田亮
原作:赤川次郎「セーラー服と機関銃・その後―卒業―」(角川文庫刊)
主題歌:橋本環奈「セーラー服と機関銃」(YM3D/YOSHIMOTO R and C)

配給:KADOKAWA

http://sk-movie.jp/
Twitter:@sk_movie2016

【2016年公開作品】


ⓒ 2016「セーラー服と機関銃 -卒業-」製作委員会
※ 掲載当時の情報になります。