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第89回アカデミー賞長編アニメ部門ノミネート/スタジオジブリ作品 『レッドタートル ある島の物語』


1月24日に発表された第89回アカデミー賞ノミネーション。長編アニメ部門では2016年9月に公開した、スタジオジブリ『レッドタートル ある島の物語』がノミネートされた。


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2000年に公開された『岸辺のふたり』(監督:マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット)は、わずか8分間という短編にもかかわらず、父娘の愛おしい絆を丹念に描き、世界中を静かな感動で包み込んだ。そして、アカデミー賞短編アニメーション映画賞など世界各国の賞を多数受賞。同作を観たスタジオジブリ鈴木敏夫プロデューサーの、この監督の長編を観てみたいという気持ちが出発点となった。

そして2016年9月に公開された映画『レッドタートル ある島の物語』が第89回アカデミー賞長編アニメ部門にてノミネートされた。

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長編制作は、打診を受けたマイケル監督が、尊敬する高畑勲監督から、長編映画の制作について助言を受けることを条件にこれを快諾したことから始まった。そして、高畑監督参加のもと、スタジオジブリとシナリオ・絵コンテ作りから効果音・音楽にいたるまで、あるときは直接会い、あるときは海の向こうからデータを送って、節目節目で打ち合わせを重ねた。アニメーション制作の実作業はフランスを中心に行われ、実に8年もの歳月をかけて遂に完成させた。

構想10年、制作8年――フランスからやってきたスタジオジブリ作品が、アカデミー賞でどう評価されるか。長編アニメーションでは、ディズニーの『ズートピア』や『モアナと伝説の海』、『MY LIFE AS A ZUCCHINI』や、最新のストップモーション・アニメーションを駆使し、幻想的な日本を舞台に勇敢で心優しい少年KUBOの冒険譚を繰り広げる『KUBO and the TWO STRINGS(原題)』などがノミネートされている。(以上/木下奈々子)


『レッドタートル ある島の物語』 公式HP: http://red-turtle.jp/
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