花園神社で行われた 映画『魔女の宅急便』公開記念「空飛ぶ」イベントにキャストが集結!
「芸能の神様」と言われている花園神社(東京・新宿)に、3月1日(土)公開の『魔女の宅急便』のキャストが集結。「半年ぶりに飛んだ」キキ役の小芝風花(こしば ふうか)さんも大空から登場して挨拶した。
2014年2月20日(木)に映画『魔女の宅急便』の出演者である小芝風花さん、尾野真千子さん、広田亮平さん、宮沢りえさん、筒井道隆さん、そして主題歌を担当した歌手の倉木麻衣さんが、新宿の花園神社に映画公開記念「空飛ぶ」イベントに登場しました。花園神社は「芸能の神様」とも呼ばれており、3月1日(土)の全国ロードショーに向けて、キャスト陣が集結しました。
小芝風花さんは主人公の「キキ」役を演じており、巨大クレーンでのリハーサルを重ね、「お待たせしました!魔女の宅急便です」「はじめまして、キキです!」と、大空からほうきに乗って登場。先に大階段に登場していた尾野さんらに見守られながら、見事着地した。「半年ぶりくらいに飛んだ」と話した小芝さんに対して、「とてもうらやましい。飛べるものなら飛びたい」と尾野真千子さん。トンボ役の広田亮平さんは、今回「トンボ」の衣装で登場し、やはり「うらやましいです」のひとこと。倉木麻衣さんは「自宅のほうきで皆で飛ぶ練習をした」ことがあるくらい『魔女の宅急便』の大ファンだった。
1985年に角野栄子さんにより誕生した「魔女の宅急便」が原作。13歳の見習い魔女・キキが一人前の魔女になるための決まりにしたがって、相棒の黒猫・ジジと修行の旅へ出かける。この児童文学の世界的ロングセラーである原作は、1989年には宮崎駿監督によりアニメーション映画に、1993年には演出家・蜷川幸雄氏によりミュージカルとなり、大ヒットを記録。そして初の実写映画としてメガホンをとったのは、日本人監督初の全米No.1ヒットを成し遂げた清水崇氏である。筒井道隆さんも「実写ならではのよさがあるので楽しんでほしい」と話した。
(c)Nanako Kinoshita
このキキの「一人前の魔女になるための修行の旅」にちなんで、「一人立ちしたのはいつですか?」という質問に対して、尾野真千子さんは「まだしてないです」と回答。「何をもって一人立ちというかは分からない」とし、けれど「いつまでも親に甘えたい。いろんなひとにも甘えていたい」と語った。本作ではキキがお届け屋をはじめる、パン屋のおかみさん・「おソノ」を演じた。そして小芝さんは「ほんとうに素敵な作品ができたので、ひとりでも多くの人に届けたい」と”キキらしさ”を発揮した。
今回の実写版である 映画『魔女の宅急便』の主人公を射止めたのは、2011年11月にイオンとオスカープロモーションが開催した『ガールズオーディション2011』でグランプリを受賞した小芝風花さん。初映画・初主演となる本作では500人を超える候補者が集まったオーディションを勝ち抜いた。「初めて決まったのを聞いたときは号泣した」「いろんなイメージをキキに対して持っている方がいらっしゃると思うので、はじめは不安でした」と語った。小芝さんは16歳で映画デビュー。共演の宮沢りえさんは、映画デビューが15歳ということで「当時を思い出してみてどうですか?」と聞かれ、「お芝居が”うまい”・”へた”は別として、この時期にしかでない細胞からあふれ出るキラキラしたものがあると思う。それを小芝さんの演技を見て感じた」「監督の演出に対して瞬発力がよかった」と話し、小芝さんは「うれしいです。すごくうれしいです!」と笑顔だった。
【作品情報】
出演/小芝風花 尾野真千子 広田亮平 山本浩司 新井浩文 吉田羊 浅野忠信 / 筒井道隆 / 宮沢りえ
原作/角野栄子「魔女の宅急便」(角川文庫刊・福音館書店刊)
脚本/奥寺佐渡子 清水 崇
監督/清水 崇
主題歌/倉木麻衣「Wake me up」(2014年2月26日発売/DVDシングル)
「魔女の宅急便」オリジナルサウンドトラック/音楽:岩代太郎(2014年2月26日 同日発売)
【2014年公開作品】
公式HP :http://www.majotaku.jp
※ 情報は掲載当時のものです。