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<第70回カンヌ国際映画祭>日本人女性監督として初受賞!河瀨直美監督作『光』エキュメニカル審査員賞受賞


河瀨直美監督がオリジナル脚本で挑むラブストーリー『光』が、5/27(土)に全国公開した。本作は第70回カンヌ国際映画祭において、独立部門であるエキュメニカル審査員賞を受賞した。日本人女性監督としては初の受賞となった



©2017 “RADIANCE” FILM PARTNERS/KINOSHITA、COMME DES CINEMAS、KUMIE

本作は、人生に迷いながら生きてきた女性が、視力を失いゆく天才カメラマンとの出会いを通して変化していく様子を描く、切なくも希望を感じさせてくれる物語。

第70回カンヌ国際映画祭「コンペティション部門」に正式出品され、レッドカーペットには河瀨直美監督他、永瀬正敏、水崎綾女、神野三鈴、藤竜也が登場、公式上映は10分以上のスタンディングオーベーションに包まれるなど大成功を収めた。

そしてカンヌ国際映画祭の独立部門であるエキュメニカル審査員賞を日本時間5月27日(土)(※現地同日)受賞した。日本人としては、2000年に受賞した青山真治監督(『EUREKA ユリイカ』)以来2人目、日本人女性監督としては初の受賞となる。

現地で授賞式が行われ、監督は「メルシーボークー」と切り出し、「この映画は“映画”とは一体なんなんだということを問いかけながら作りました。映画祭が70年を迎える年にこの賞をいただけることを光栄に思う」と感激の表情を浮かべた。

残念ながらパルムドールは叶わなかったが、日本人女性監督初のエキュメニカル賞を受賞し、カンヌ現地でも絶賛されたという本作『光』は現在、新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国公開中だ。是非カンヌで上映された本作をいち早く劇場で確かめてほしい。


©2017 “RADIANCE” FILM PARTNERS/KINOSHITA、COMME DES CINEMAS、KUMIE

(編集 木下奈々子)


※掲載時の情報となります。
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