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<GINZA SIX>241の世界ブランドが集結/銀座に新たな価値と歴史をつくりだす「GINZA SIX」4月20日(木)開業


J.フロントリテイリング、森ビル、L キャタルトン リアルエステート、住友商事の4社は、銀座エリア最大となる商業施設「GINZA SIX(ギンザ シックス)」を開業する。「五感」を刺激する地下1階のビューティフロアを中心に取材を行った。



Photo: © Nanako Kinoshita

「GINZA SIX」は、唯一無二の街「銀座」の歴史と革新性を引き継ぎ、新たな価値をもたらす存在になる覚悟と自負を表現した名称で、「銀座6丁目」「6つ星級」の価値を持つという意味合いから「GINZA SIX」になったという。

銀座六丁目10地区(東京都中央区)の再開発事業が松坂屋銀座店の跡地を含む2街区(銀座6丁目10番、11番)を一体化させた本プロジェクト。「世界のGINZA」の進化を引き出すエリア最大級の再開発事業と言われ、商業施設・オフィス・能楽堂・屋上庭園・観光バス乗降所・観光案内所などを有する世界中から訪れる人々に向けて多彩な都市機能を備えている。

商業施設のフロア構成は地下2階が「フーズ」地下1階が「ビューティ」1~5階は「ファッション・服飾雑貨・ライフスタイル雑貨・カフェ」などで構成。6階には「蔦屋書店」や「レストラン」13階は一部が「レストラン・ラウンジ」となっている。


Photo: © Nanako Kinoshita

また、店内のパブリックアートとして初回は草間彌生さんのアート作品、GINZA SIXのテレビCMでは椎名林檎さんが楽曲を披露するという。


Photo: © Nanako Kinoshita

約47,000㎡となる商業施設には241のブランドが出店、うち半数以上の121店舗が旗艦店になり、GINZAから世界へと発信する。銀座中央通りに6つのブランドが「のれん」をイメージした個性的なファサードによって大型メゾネット店舗を構える。上層階の外壁は「ひさし」を思わせる、日中と夜間の光の変化で反射するパネルで構成されている。

121のブランドが旗艦店(ブランドの大規模店舗・広告塔として、特に注力してブランド浸透を図る店舗)として軒を連ねる中、地下1階は個室型(キャビン)として「ビューティ」を扱う店舗・サロンが計38ブランドが集結している。

資生堂からは「SHISEIDO」「クレ・ド・ポー ボーテ(CPB)」が出店。SHISEIDOではメイクアップセミナーを展開したり、CPBではソファ席や個室でのサービスなど新たなコミュニケーションの場となる。

歴代の「100色 アイシャドー パレット」を限定発売するのは「シュウ ウエムラ」。世界発の新デザインショップ「tokyo makeup atelier」第一号店となる。

日本上陸から8年で、40店舗目となったのが「SABON」だ。銀座では路面店に引き続き2店舗目となり、上質な大人の男女が満足できる店舗作りを目指すという。

ジョンマスターオーガニック セレクト」ではNYサロンをオマージュ、スタイリングミラーを設置する。限定アイテムは「オープン記念ボックス<数量限定>」として贅沢な「ベストセラースペシャルボックス」を販売。GINZA SIX店限定コレクションとして、ミニアイテム9点とスペシャルボックスから成る「ヘアケア&スタイリングコレクション」を販売する。

イヴ・サンローラン・ボーテ」ではVIPルーム「レコーディングスタジオ」を併設。お気に入りの音楽を聴きながらサービスを受けられる。

クラランス」ではオールハンドでのトリートメント、マタニティケアなどのメニューを取りそろえた個室空間のスパも併設した。

また、「HACCI(ハッチ)」では、はちみつ美容ブランドとしてコスメと食品などのすべての商品をゆったりと体験できる特別なショップとなっている。

GINZA PEEK-A-BOO AVEDA(ギンザ ピーク・ア・ブー アヴェダ)」ではヘアサロン「ピーク・ア・ブー」と「アヴェダ」のコラボサロンとなり、店舗奥にてヘアサロン展開を行う。メンズ用の商品もそろえ、入りやすい店舗となる。

4月14日(金)に行われた内覧会での取材では各ブランド独自のプレスツアーや、店舗の魅力が伝わるイベントが開催された。4月20日(木)のオープニングでは、かなりの注目度・集客が見込めるだけの魅力が詰まったフロアだった。「五感」を刺激する店舗・フラッグシップショップが多いGINZA SIXビューティフロアに期待が高まる。

(取材・文・撮影 木下奈々子)


Photo: © Nanako Kinoshita
※掲載時の情報になります。
GINZA SIX WEBサイト http://ginza6.tokyo