映画『珍遊記』・伝説のギャグ漫画「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」を<主演:松山ケンイチ×監督:山口雄大>でまさかの実写映画化!
1990年より週刊少年ジャンプにて連載され、シリーズ累計販売部数約400万部を記録した、唯一無二の存在感を放つ孤高の漫画家・漫☆画太郎による伝説のギャグ漫画の実写映画化、『珍遊記』が、2月27日(土)から新宿バルト9他にて全国公開中。

ⓒ漫☆画太郎/集英社・「珍遊記」製作委員会
伝説のギャグ漫画「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」(原作:漫☆画太郎/集英社刊)がまさかの実写化。主演の松山ケンイチほか本作品の個性豊かなキャラクターを演じた豪華俳優陣が初日舞台挨拶に集結した。誰もが不可能だと思った実写映画化を実現させてしまった監督の山口雄大を筆頭に撮影中の秘話を明かした。
松山ケンイチは、「山田太郎」を演じるにあたって、「この映画での山田太郎は原作と見た目が全然違うから、どういう風に作り上げればいいのか悩みました。大事なのは外見もだけど内面、にじみ出てくるものだと思ってやっていました。モデルにしたのは『七人の侍』の菊千代、“無責任シリーズ”の植木等さん、千原せいじさん、そして松岡修造さんの日めくりカレンダーで、この4人がこの役を演じるうえで柱になっていました。楽しんで演じることができました」と語った。

ⓒ漫☆画太郎/集英社・「珍遊記」製作委員会
脚本を担当した松原 秀さんからは「太郎の理由なきイタズラが最高ですね。でも、やられた人はあんまり怒っていないんです。松山さんが演じた太郎には嫌われない独特の魅力があります」と太郎の魅力を語り、山口監督からも「植木イズムを入れたところですね。肩を叩いて財布がピュっと出てくるところとか」と役作りの柱に入れた植木等さんからにじみ出る雰囲気を役に反映させた様がくみ取れた。
尚、この『珍遊記』は、台湾、香港、マカオほか世界8つの国と地域に販売が決定したという。山口監督から「ヤバイですね(笑)日本がこういう国だと思われてしまいます・・・元ネタ(西遊記)自体がアジアでは有名だけど、日本流に解釈したんだと思われてしまうんじゃないかと。全て漫☆画太郎さんの原作のせいなんです(笑)」とコメントした。
益々本作へのいろんな意味での期待が高まり、漫画の世界をどう映画化したのが気になる舞台挨拶となった。

ⓒ漫☆画太郎/集英社・「珍遊記」製作委員会
【STORY】
天竺を目指して旅を続けていた坊主・玄奘は、偶然立ち寄った家のじじいとばばあに、天下の不良少年・山田太郎を更生させて欲しいと頼まれ、宝珠の力で恐るべき妖力を封印するが、嫌々ながら太郎を引き取り、何の因果か共に旅をすることに――果たして、彼らは無事に天竺まで辿り着くことが出来るのか(いや、出来ない!)?

ⓒ漫☆画太郎/集英社・「珍遊記」製作委員会
【作品情報】
出演:
松山ケンイチ 倉科カナ 溝端淳平 田山涼成 笹野高史 温水洋一 ピエール瀧
監督・編集:山口雄大
原作:漫☆画太郎「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」(集英社刊)
脚本:おおかわら/松原 秀
企画・総合プロデューサー:紙谷 零
撮影:福本 淳 照明:市川徳充 録音:西條博介 美術:福田 宣
音楽:森野宣彦
オープニング曲(主題歌):RIP SLYME「Take It Easy」(WARNER MUSIC JAPAN/unBORDE)
エンディング曲:RIP SLYME「Drop!」(WARNER MUSIC JAPAN/unBORDE)
バトルソング:マキシマム ザ ホルモン「アバラ・ボブ<アバラ・カプセル・マーケッボブ>」/「ジョニー鉄パイプⅢ」(VAP)
制作プロダクション:DLE
配給:東映
宣伝統括:ヨアケ
宣伝プロデューサー:上阪 優
製作:「珍遊記」製作委員会(DLE/博報堂DYミュージック&ピクチャーズ/東映/木下グループ/SDP/東映ビデオ)
【2016年公開作品】