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本年度アカデミー賞最有力!! 映画史に記憶される愛の名作『キャロル』、主演ケイト・ブランシェット来日決定


2月11日(木・祝)より全国公開する映画『キャロル』(配給:ファントム・フィルム)。映画『エデンより彼方に』の鬼才トッド・ヘインズが監督し、『ドラゴン・タトゥーの女』で、いきなりアカデミー主演女優賞にノミネートされた若手女優ルーニー・マーラと、『ブルー・ジャスミン』でアカデミー主演女優賞を射止めた大女優ケイト・ブランシェットが競演する話題作。主演女優のケイト・ブランシェットは、1月22日(金)に来日が決定した。

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ⓒ NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESERVED

原作は、『見知らぬ乗客』『太陽がいっぱい』の大人気作家パトリシア・ハイスミスが別名義で発表しながらも大ベストセラーとなった幻の小説。

昨年12/10(木)に発表された、アカデミー賞の行方を占う最大の前哨戦として注目される第73回ゴールデングローブ賞において、本作が作品賞・監督賞・作曲賞、そして異例となるケイト・ブランシェットとルーニー・マーラの二人が主演女優賞にWノミネートし最多となる4部門5ノミネートを達成し華麗にアカデミー賞レースのトップに立った本作。1/14(水)に発表された第88回アカデミー賞ノミネートでも、主演女優賞・助演女優賞・撮影賞・脚色賞・衣装デザイン賞・音楽賞と主要部門6部門でノミネートを達成している。

50年代ニューヨークを舞台に、美しく再現した魅惑的な衣装、名曲の数々、流麗なキャメラワークが特徴で、すでに昨年末には都内でマスコミ向けの試写が行われ、ケイトとルーニーの2大女優の美しい物語は、クリスマスのニューヨークの温度感が伝わる見事な作品になっていた。

事実、昨年11/20(金)にはアメリカのニューヨークとロサンゼルスの4館で先行公開を行い、大ヒットスタートを切っている。公開時、有力紙・批評サイトでは
「ケイトとルーニー、今年のアカデミー賞確実!!」 ―The Rolling Stone
「エレガントでクール、眩惑的でミステリアスな魅力に震える」 ―NYタイムズ
「数々の素晴らしきラブストーリーの殿堂に、新たな傑作が仲間入りした」 ―LAタイムズ
などの賞賛を受けている。

そして『ブルージャスミン』に続き、2度目のオスカー主演女優賞受賞との声もある主演女優のケイト・ブランシェットが1月22日(金)に来日が決定した。ケイトの来日は2007年11月、2010年1月以来6年ぶり3回目となる。当日、都内劇場で行われる『キャロル』ジャパンプレミア上映への登壇を予定している。

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ⓒ NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESERVED

【ケイト・ブランシェット プロフィール】
1969年、オーストラリア・メルボルン生まれ。異色のラブ・ストーリー『オスカーとルシンダ』(97/ジリアン・アームストロング監督)で好評を博す。『エリザベス』(98/シェーカル・カプール監督)で若き女王エリザベス一世を見事に演じ、ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門主演女優賞等を受賞。『アビエイター』(04/マーティン・スコセッシ監督)では大女優キャサリン・ヘプバーンを華やかに演じ、アカデミー賞助演女優賞を初受賞。その後も『エリザベス:ゴールデン・エイジ』(07/シェーカル・カプール監督)で主演女優賞、『アイム・ノット・ゼア』(07/トッド・ヘインズ監督)で助演女優賞と、同年にそれぞれ主演・助演でアカデミー賞にノミネートされるという快挙を果たし、ついに、『ブルージャスミン』(13/ウディ・アレン監督)でアカデミー賞主演女優賞に輝いた。

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ⓒ NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESERVED

他の主な出演作は、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ(01-03/ピーター・ジャクソン監督)、『バベル』(06/アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督)、『あるスキャンダルの覚え書き』(06/リチャード・エアー監督)、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(08/スティーヴン・スピルバーグ監督)、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(08/デヴィッド・フィンチャー監督)、『ホビット』シリーズ(12-14/ピーター・ジャクソン監督)、『シンデレラ』(15/ケネス・ブラナー監督)、『ミケランジェロ・プロジェクト』(15/ジョージ・クルーニー監督)などがある。また、本作では初のエグゼクティブ・プロデューサーを務める。


【STORY】

1952年、ニューヨーク。クリスマスシーズン。ジャーナリストになる夢をひそかに抱くテレーズ(ルーニー・マーラ)は、高級百貨店のおもちゃ売り場でアルバイトをしている。テレーズにはリチャードという恋人がいるが、なかなか結婚には踏み切れないでいる。そんな彼女の前にある日、娘へのプレゼントに人形を探しているキャロル(ケイト・ブランシェット)が現れる。このうえなくエレガントで美しく、裕福そうなのにどこかミステリアスな雰囲気を醸すそのひとに、目を奪われるテレーズ。売り場に皮の手袋を忘れたキャロルのため、テレーズは人形の送り先伝票にあった彼女の住所に手紙を書く。すると驚いた事に、すぐにキャロルから連絡が届く。そして二人は会うようになり、テレーズは、キャロルが人妻で、夫は彼女を飾りにしか思っていない事、離婚訴訟の真っ最中で、何より大切な娘の親権を夫に奪われようとしている事を知る。そして、クリスマス休暇。別居中の夫に娘を連れて行かれ、孤独なキャロルは、車での小旅行にテレーズを誘う。キャロルへの想いが、最初は予想もしなかった感情に変わっている事に気づきながら、テレーズは二人だけの旅に出発。しかしこの時、この旅がきっかけで、二人の運命が大きく動きだす事を二人は知らなかった・・・。

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【作品情報】

監督:トッド・ヘインズ(「エデンより彼方に」「ベルベット・ゴールドマイン」「アイム・ノット・ゼア」)

出演:
ケイト・ブランシェット(アカデミー賞主演女優賞®受賞「ブルージャスミン」)
ルーニ・マーラ (アカデミー賞®主演女優賞ノミネート「ドラゴンタトゥーの女」)

原作:河出文庫「キャロル」パトリシア・ハイスミス著 (「太陽がいっぱい」「殺意の迷宮」)
公式サイト http://carol-movie.com/
公式twitter  https://twitter.com/carol_movie

【公開中】