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映画『ビッグ・アイズ』(配給・ギャガ)スペシャル・プレゼンテーションが開催。ティム・バートン監督が登壇。


第27回東京国際映画祭で”SAMURAI”(サムライ)賞も受賞したティム・バートン監督だが、2015年1月に公開される『ビッグ・アイズ』のスペシャル映像が観客や報道陣の前で上映された直後、足早にそして笑顔で会場に登場。

ティム・バートン監督は、本作のタイトルにあるポップ・アート〈ビッグ・アイズ〉シリーズについて「子供のころからいろんなところで見かけた絵だった」と友人の家のリビングや歯医者などでよく見かけていた絵画シリーズであったと語り、その絵に隠された「事実」に大変驚いたと言います。

映画で登場するのは、内気で口下手なマーガレット。彼女の描く悲しげな大きな瞳の子供たちの絵は、1960年代に世界中で大ブームを巻き起こした。ただし、夫のウォルターの絵として、である。富と名声。両方を手にしたふたり。しかし、マーガレットは真実を公表し闘うと決心する。なぜ彼女は、夫の言いなりになり、そして、全てを捨てると決めたのか?アート界を揺るがす大スキャンダルの行方を、自らも〈ビッグ・アイズ〉シリーズを愛し、コレクターでもあるティム・バートン監督が描きます。

© Big Eyes SPV, LLC. All Rights Reserved.
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60年代以降モダン・アートに絶大なる影響を及ぼしたマーガレット・キーン役に『アメリカン・ハッスル』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたエイミー・アダムス。『ジャンゴ 繋がれざる者』でアカデミー賞助演男優賞を受賞したクリストフ・ヴァルツが事件の鍵を握るウォルター・キーン役を圧倒的な存在感で演じきります。

『ビッグ・アイズ』スペシャル・プレゼンテーションの最後に観客へのメッセージを求められたティム・バートン監督は「ハッピー・ハロウィーン!」とサプライズ・コメント。会場を湧かせました。

自身も映画のインスピレーションを絵に起こすというティム・バートン監督。映画祭が主に開催された六本木ヒルズの森タワー52階の「森アーツセンターギャラリー」で、展示「ティムバートンの世界」は11月1日から2015年1月4日まで開催されます。(文・撮影 木下奈々子)

(c) Nanako Kinoshita
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 【作品情報】

作品名『ビッグ・アイズ』
監督:ティム・バートン

CAST:エイミー・アダムス/クリストフ・ヴァルツ

STAFF:
【撮影監督】ブリュノ・デルボネル
【脚本】スコット・アレクサンダー/ラリー・カラゼウスキ

製作国:アメリカ
配給会社:ギャガ

【2015年公開作品】

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※ 情報は掲載当時のものです。