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ウェス・アンダーソン監督最新作『Isle of Dogs』(原題)/黒澤明と伝説のストップモーション・アニメーションからの影響を語る


全世界で大ヒットし、アカデミー賞最多9部門ノミネート、最多4部門受賞の『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)の製作陣が再結集する。20世紀フォックス映画配給にて、2018年 全世界公開予定のウェス・アンダーソン監督最新作『Isle of Dogs』(原題)が現在製作中だ。


『Isle of Dogs』(原題)は、全編にわたり日本を舞台とし、失踪した愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険をストップモーション・アニメーションで描く。先日、ウェス・アンダーソン監督は海外ニュースサイトのIndieWireでのインタビューにおいて、本作のアイデアの源泉について語ったという。

アンダーソン監督がまず挙げているのが、70年代にTVアニメ(ストップモーション・アニメーション)として一世を風靡した、 “ランキン・バス クリスマス スペシャル”。アンダーソン監督は、この作品を子供の頃に夢中で見ていたといい「いつか自分でもあんな作品(人形アニメーション)を作って見たかったんだよ」と語った。

そして、もう一つアイデアの源泉として挙げているのが、黒澤明監督だ。本作を制作にするにあたって、黒澤明監督への熱烈なる敬愛を余すことなく表明しているアンダーソン監督だが、「新作、『Isle of Dogs』は黒澤作品からの影響の方が(ストップモーション・アニメーションより)大きいかもしれないね」と話したという。また、お気に入りの黒澤作品を「挙げるとすれば、『天国と地獄』『悪い奴ほどよく眠る』『酔いどれ天使』かな」と回答。

ひとつめに挙げた“ランキン・バス クリスマス スペシャル”を制作したランキン・バス・プロダクションは、日米合作作品も多く残しており、のちに関連会社が宮崎駿監督作品『風の谷のナウシカ』の制作母体となったことでも知られており、宮崎駿監督作品にも深い敬意を持っていることを明かした

単に日本を舞台としているだけでなく、日本の監督に影響を受けたアンダーソン監督の最新作『Isle of Dogs』は2018年全世界公開予定だ。


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