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<レビュー>豊島圭介監督作品・映画『ヒーローマニア-生活-』東出昌大が“初のコメディー”に挑戦!


講談社・モーニング連載作品、福満しげゆき・作「生活【完全版】」(モーニングKCDX/講談社刊)を原作に、『ソフトボーイ』『マジすか学園』の豊島圭介が監督した『ヒーローマニア-生活-』。“初のコメディー”挑戦となる東出昌大の熱演に注目したい。


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(C)福満しげゆき・講談社/映画「ヒーローマニア-生活-」製作委員会

映画タイトルを聞くと「生活って何だ?」と思うかもしれないが、なんとなく将来が不安な若者から定年間近のサラリーマンまで、“初のコメディー”挑戦となる東出昌大から、窪田正孝・小松菜奈、そして片岡鶴太郎がヒーローに!とにかく荒れた街が自警団によって守られるが、それを組織化していくことで思わぬ方向へ!?観終わった後に、なんとなく強くなった気がするアクションムービーが誕生した!


【STORY】

サラリーマンをリストラされ、さっぱりうだつの上がらない中津(東出)は、コンビニでバイトするフリーター。ある時出会った、謎の身体能力を誇るニート土志田(窪田)、情報収集力抜群の女子高生カオリ(小松)、昼は定年間近のサラリーマン、夜は“若者殴り魔”の日下(片岡)と町を守る自警団を結成し、社会が裁ききれない小さな悪を天誅と称し、高いところから吊り下げて晒す行為を始める。それはやがて、市民の賛同を得るようになり、自警団は巨大な組織に成長。

日下がスカウトしたホームレス宇野(船越)を社長とし、低料金の警備サービスを提供する会社<ともしび総合警備保障>として操業を始める。しかし、新しいメンバーの中にはその力を私欲の為に使う者も現れ、秩序は徐々に崩れていく。はたして<ともしび総合警備保障>は、オリジナルメンバーたちは、どうなってしまうのか?事態は予想しないラストへと向かっていく―。

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(C)福満しげゆき・講談社/映画「ヒーローマニア-生活-」製作委員会

【REVIEW】

「生活」と聞くと「不思議なアクションムービーだな」と思うかもしれないが、ラストシーンで謎が解ける。今回、東出昌大が“初のコメディー”挑戦とあるが、内容はいたって「真面目」な、感動すら覚えるアクションムービーに仕上がっている。

もちろん闘う動機も使う武器もちょっと変なのだが、なぜか応援したくなる面々が揃った作品。「あの片岡鶴太郎さんが?」「このキャラは船越英一郎さん!?」と、名優たちが『ヒーローマニア-生活-』の世界観を作っていく。

ラストシーンで“生活”の意味が分かってちょっとグッと来てしまう、そんな作品。若い世代にも、楽しみながら観てほしい映画でもあります。なんとなく「強く」なって映画館を出てほしいです!(文・木下奈々子)


【作品情報】

『ヒーローマニア-生活-』

監督:豊島圭介
原作:福満しげゆき「生活【完全版】」(モーニングKCDX/講談社刊)

出演:
東出昌大 窪田正孝 小松菜奈 片岡鶴太郎

脚本:継田淳
音楽:グランドファンク

http://heromania.jp

【新宿バルト9ほか、大ヒット上映中】


(C)福満しげゆき・講談社/映画「ヒーローマニア-生活-」製作委員会
※ 掲載当時の情報になります。