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<レビュー>綾瀬はるか×堤真一×鈴木雅之監督のタッグで贈る歴史エンターテインメント映画『本能寺ホテル』


綾瀬はるか、堤真一が強力タッグを組み、完全オリジナルストーリーで製作された『本能寺ホテル』。1582年、天下統一を目前に控え本能寺に滞在していた織田信長と家臣の前に、突如「400年後の未来から来た」という風変わりな女・繭子が迷い込み、何とその日が「本能寺の変」が起きる前日だった・・・。



© 2017 フジテレビジョン 東宝 ホリプロ

「本能寺の変」を舞台に400年の時代を超えて築かれる人間関係が描かれたストーリーが魅力でもある本作。

ヒロイン・繭子役には映画『海街dialy』で多くの賞を受賞、映画『海賊とよばれた男』などの話題作にも出演する綾瀬はるか。織田信長役には、NHKドラマ『マッサン』、映画『日本のいちばん長い日』などに出演し、日本を代表する俳優・堤真一。堤真一は今回初の織田信長役に挑戦だという。さらに、織田信長に仕える小姓・森蘭丸役にはドラマ『釣りバカ日誌』、映画『ヒメアノ~ル』等、ドラマに映画に引っ張りだこの大人気個性派俳優・濱田岳が配役された。

メガホンを取ったのは『HERO』などを手掛ける鈴木雅之だ。“日本史上最大の謎”を炎に覆い尽くされた本能寺や合戦のシーンなどのダイナミックな映像と時空を超えた人間模様、そして「本当にやりたいことは何なのか」という疑問を胸に抱くヒロイン・繭子の成長していく様を、等身大のキャラクターとして描いている。


© 2017 フジテレビジョン 東宝 ホリプロ

本作は、多くの謎を残し、誰もが知っている「本能寺の変」をテーマにしているだけに、信長の行動の本当の意味と繭子が作中で信長に与えた影響が歴史にどう変化をもたらすのか、そして何か原因で繭子は「本能寺ホテル」から400年の時を超えられるのか、観ながら想像力を掻き立てられる。

劇中では、タイムスリップするきっかけを情緒あふれる風景や、本能寺ホテルの周りの景観、そして繭子の持ち物などのアイテムも含め、とても丁寧に描かれている。初めて繭子と出会った蘭丸のリアクションもさることながら、一見「異国の女性」が紛れ込んだところから信長に影響を及ぼすようになるまでの経過は、テンポよく、観ていて小気味よい。


© 2017 フジテレビジョン 東宝 ホリプロ

戦国時代に天下を統一しようとする歴史上人物の子供の頃の思い出や京の町を歩く人々の描き方など、フィクションでありながら、リアリティを感じさせる一面もあり、見応えがあった。

“もし歴史上の人物に、これから起こる危機を知らせることが出来たら?”という歴史ミステリーの普遍的テーマを「本能寺ホテル」を“入口”として、過去と現代を行き来しながらの主人公の成長ストーリーの軸を加え、上質で、心にじんわりとくるエンターテインメント作品となっている。ラストに繭子が選ぶ決断やその後もじっくり描かれているため、観終わった後は気分がよい。是非、歴史エンタメ作品を劇場で味わってほしい。

(文・編集/木下奈々子)


© 2017 フジテレビジョン 東宝 ホリプロ

【STORY】

時は1582年。天下統一を目前に控えていた織田信長(堤真一)は蘭丸(濱田岳)、大塚(田口浩正)ら少数の家臣団と共に京都・本能寺に滞在している。
冷酷非道なお館様を前に、戦々恐々とした日々を過ごす家臣たち。そんな時、風変りな女(綾瀬はるか)が一人、寺に迷い込んでくる。噛み合わない会話を繰り広げているが、その女・繭子は400年後の未来から来たと言う。泊まっていたホテル(本能寺ホテル)のエレベーターが1582年と繋がっていると・・・。
繭子は自身も訳のわからぬまま信長と小姓・森蘭丸との交流を深める中で、次第に信長の人間性に惹かれていく。やがて繭子は、1582年の迷い込んだその日が「本能寺の変」が起きる前日である事に気づき―


© 2017 フジテレビジョン 東宝 ホリプロ

【作品情報】

出演:
綾瀬はるか 堤真一
濱田岳 平山浩行 田口浩正 髙嶋政宏 近藤正臣
風間杜夫

監督:鈴木雅之
脚本:相沢友子
音楽:佐藤直紀

製作:
小川晋一 市川 南 堀 義貴

プロデューサー:
土屋 健 古郡真也 片山怜子

アソシエイトプロデューサー:大坪加奈

撮影:江原祥二
照明:杉本 崇
録音:柿澤 潔
編集:田口拓也
美術:棈木陽次 吉澤祥子
装飾:大橋 豊
持道具:上田耕治
衣裳:大塚 満 沖田正次
メイク・結髪:山下みどり
VFXスーパーバイザー:西尾健太郎
VFXプロデューサー:赤羽智史
音響効果:柴崎憲治
選曲:藤村義孝
記録:稲田麻由子
監督補:服部大二
助監督:三橋利行
制作担当:鍋島章浩

製作:
フジテレビジョン 東宝 ホリプロ

制作協力:
東映京都撮影所

制作プロダクション:FILM

配給:東宝

公式サイト:
http://honnoji-hotel.com/

【全国東宝系にて公開中】


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