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中井貴一 × 佐々木蔵之介と『百円の恋』監督×脚本タッグで贈る極上のオリジナルコメディ、映画『嘘八百』製作決定!!


『百円の恋』で日本映画界に新風を吹かせた監督・武正晴×脚本・足立紳のタッグに、NHK連続テレビ小説などの脚本でも知られる今井雅子が加わり、オリジナル脚本で描く新作映画『嘘八百』の製作が決定した。


Kichi-Nakai&Kuranosuke-Sasaki

映画『嘘八百』の主演を務めるのは、中井貴一と佐々木蔵之介という今や日本映画界を牽引する2人。6月に公開となる『花戦さ』にも共に出演している2人が今回のような本格的な共演は初めてだという。さらに、2人とも武正晴監督作品への出演も初となる。足立紳と今井雅子という新しいコラボレーション脚本で贈るのは、極上のオリジナルコメディ。舞台は大阪・堺。骨董の世界に身を置きながらも、冴えない仕事をしている関東から来た古物商の則夫(中井)と関西で暮らす陶芸家の佐輔(佐々木)。2人の前に現れたのは、"幻の利休の茶器"だったという設定。撮影は、2月に大阪・堺市を中心に行われ、公開は2018年を予定している本作の主演の2人からコメントが届いている。

<中井貴一さんコメント>
助監督からたたき上げで映画を撮ってこられた武さんは、人間描写に長けている監督だと感じていたので、今回お話をいただき是非お引き受けしたいと思いました。私が演じるのは古物商の役なので、古美術関連の書籍を読んだりしています。良い意味でも悪い意味でもロマンに包まれた商売だと感じているので、演じるのがとても楽しみです。監督や佐々木さんと共に、楽しさの中に人間の本質が浮き彫りにされていくような、そんな作品にしていけたらいいなと思っています。

<佐々木蔵之介さんコメント>
大阪人の「おまえ、ホンマか⁈嘘つけぇ!」は完全に褒め言葉です。「浪華の八百八橋」と言いますが、200橋くらいです。大阪では大きく盛った方が勝ちです。結果、オモロかったら良いんです。大阪の堺を舞台に、武監督と中井さんと利休さんと嘘っぱち×100倍の映画、お楽しみに!

とそれぞれコメントを寄せた。

武正晴監督からもコメントが発表され、製作スタートのきっかけとして、武監督と足立氏のタッグで話題になった作品の名前も。武監督は、「今回、『百円の恋』を観てくれたプロデューサーから、オリジナル脚本で関西を舞台にした作品を撮ってみないかというお話をいただき、是非やらせていただきたいとお引き受けしました」とコメント。

また、武監督は、『嘘八百』というタイトルについて、「昨今「嘘」という言葉がネガティブで殺伐としたイメージに受け取られる世の中になってしまっていますが、先人たちの作ってくれたこの「嘘八百」という言葉は、「嘘」の中にも楽しさやおおらかさがあるものだったと思っています」「観てくれた人たちが、映画の中に出てくる嘘をそんな風に受け止めて、“嘘八百だったけど、なんて楽しい世の中なんだ!”と感じてくれる作品にできたら」とコメントしている。

脚本に足立紳さんと今井雅子さんも加わっての作品作りに、公開の2018年が楽しみだ。


【STORY】

骨董の世界に身を置きながらも、冴えない仕事をしている古物商の則夫(中井貴一)と陶芸家の佐輔(佐々木蔵之介)。偶然出会ったふたりの前に現れたのは、"幻の利休の茶器"だった?!一発逆転を狙って、家族や大御所鑑定士、文化庁をも巻き込み、壮大な狐と狸の化かし合いが始まる――。


【2018年、全国ロードショー】

配給:ギャガ
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