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「東京国際映画祭」リバイバル特集 《第1弾》


歴代アンバサダー&フェスティバル・ミューズ」フォトコレクション特集!

第25回東京国際映画祭「TIFFアンバサダー」前田敦子さんに始まり、第26回東京国際映画祭「フェスティバル・ミューズ」栗山千明さん、そして今年は中谷美紀さんがフェスティバル・ミューズに就任発表されたばかりです。

東京国際映画祭(TIFF TOKYO)では、映画祭を盛り上げるために「アンバサダー」や「ミューズ」を毎年選出しています。今までのTIFFを振り返る「リバイバル記事《第1弾》」として過去2年と今年の「歴代アンバサダー&フェスティバル・ミューズ」フォトコレクションをお届けします。

(c) Nanako Kinoshita
(c) Nanako Kinoshita

まずは「ミューズ」ではなく「アンバサダー」の名前で、2012年の東京国際映画祭を華々しくしてくれたのが女優の前田敦子さん。当時「とても重要な役ですよね。生まれる前から開催されていて、大きなイベントでとても緊張しています。映画が好きなので、とても楽しみです」とTIFFアンバサダー就任についてコメントしています。写真は第25回の映画祭初日の「グリーンカーペット」開催時の六本木ヒルズのアリーナ会場で撮影。現在の女優としての活動としては、第19回釜山国際映画祭で「アジア映画の窓」部門に出品された映画『さよなら歌舞伎町』(2015年1月24日公開)にも出演しています。

そして、昨年の第26回東京国際映画祭からはTIFFアンバサダーから「フェスティバル・ミューズ」へとその名を変え会期前の記者会見に登壇したのは、女優の栗山千明さんです。写真は記者会見時に撮影されたものです。

(c) Nanako Kinoshita
(c) Nanako Kinoshita

栗山千明さんといえば、99年『死国』(長崎俊一監督作品)で女優デビューし、2003年『KILL BILL vol1』を始め、2013年『ATARU THE FIRST LOVE AND THE LAST KILL』などの活躍が映画業界でも注目され、女優としての存在感を確立していると言えます。デビュー作品を劇場で拝見していますが、「四国遍路の逆回り」をモチーフにしたホラー作品『死国』では、作中の重要な役を演じています。
そして、今年の第27回東京国際映画祭「フェスティバル・ミューズ」は、2013年『清須会議』(三谷幸喜監督作品)で秀吉の妻「寧」として、夫の出世のためにしたたかにも支えた明るい妻像を見事に演じたことが記憶に新しい女優の中谷美紀さんです(下写真)。

(c) Nanako Kinoshita
(c) Nanako Kinoshita

中谷美紀さんは公式コメントで「人生にまつわる悲喜こもごもを時にリアルに、また時にファンタジックに物語る映画が、忙しい日常に疲れた方々にとって束の間のエスケープになることを切に願いながら撮影に携わっております」と映画との関わりを語った上で、映画祭の「ミューズ」として「映画ファンの方々には、新しい才能とワクワクするような出逢いを、また映画になじみのない方々には、劇場にて過ごす時間の愛おしさを味わっていただけたら」と、日常と隣り合わせの映画への愛を語ってくれました。15年1月に主演映画『縫い裁つ人』(三島有紀子監督作品)が公開予定。

(文・撮影:木下奈々子/編集:山本拓)