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〈TIFF TOKYO 2017〉第30回東京国際映画祭、オープニングセレモニーに橋本環奈さんら登壇


今年の「第30回東京国際映画祭」が六本木ヒルズにて華々しく開幕。少し冷える秋の空模様の中、オープニングイベントが開始され、途中小雨の時もあったが多くの映画ファンが集結したレッドカーペットイベントが開催された。その後、別会場のEXシアター六本木にて行われたオープニングセレモニーを取材・撮影した。



Photo: © Nanako Kinoshita / 第30回東京国際映画祭オープニングセレモニー

今年の東京国際映画祭は第30回のアニバーサリーイヤー。「コンペティション」部門15作品に加え、「アジアの未来」10作品、今年は豊作と呼び声の高い「日本映画スプラッシュ」9作品、映画『泥棒役者』を始めとする「特別招待作品」18作品、「Japan Now」15作品、WOWOW映画工房やマイケル・ジャクソンなどのイベント上映「ミッドナイト・フィルム・フェス」や、アニメーション特集「映画監督 原恵一の世界」9作品、総計231本の豪華ラインナップが10月25日(水)から11月3日(祝・金)まで六本木ヒルズやEXシアター六本木などの会場で上映される。

オープニングセレモニーでは、今年のアンバサダーを務める橋本環奈さんが、MCであるフジテレビの笠井信輔アナウンサーと本映画祭の見どころを紹介。自身も映画を観て楽しみながら盛り上げていきたいと意気込みを語った。

そしてJapan Now部門特別企画『銀幕のミューズたち』より4人の俳優陣、安藤サクラさん・蒼井優さん・満島ひかりさん・宮﨑あおいさんが登壇した。4人とも85年生まれの同級生という共通点があることが発覚。共に映画界を支えてきた俳優として、舞台裏からリラックスして登壇し、自身の代表作品がそれぞれ2本上映されることに対して謙遜しながらも「楽しんでしまいたい!」(安藤サクラさん)と話すほか、着物姿の蒼井優さんは徐々にヒートアップするトーク中、扇子を出して扇ぎ出すという場面も。身のこなしが綺麗な印象を受けた。当サイトでも掲載した『海辺の生と死』が上映される満島ひかりさんは、自身らを小柄な“小動物”と例え、「小動物が持つ狂気みたいなパワーを感じてもらいたい」と熱っぽく語った。そして『怒り』が上映される宮﨑あおいさんは、トークの順番がいつも最後に回ってくるので「話しづらい…」と言いながらも映画愛を語ってくれた。

そして、オープニング作品『鋼(はがね)の錬金術師』より 山田涼介さん・本田翼さんらが舞台挨拶を行った。当日21時から本映画祭のオープニング作品として上映されるとあって、山田涼介さんは「緊張しています」と言いながらも時折笑顔を見せた。本田翼さんは2年前の第28回東京国際映画祭では「クロージング作品として出演作(『起終着点 ターミナル』)が上映されて、今回はオープニング作品が上映される」ことに喜びを語った。

オープニングスペシャルとして本映画祭で10分間の特別フッテージ上映を行った『空海―KU-KAI―』から染谷将太さん・阿部寛さん・松坂慶子さんらが、ホアン・シュアンさんとシン・ポーチンさんらと共に登壇した。日中合作映画である本作は2018年2月に公開予定。今回の映画祭に合わせて、登壇した俳優陣も「初めて観た」というフッテージ上映がセレモニー中に開催された。唐の時代、日本から渡った「空海」を染谷将太さんが演じる。邦題は『空海―KU-KAI―』だが、他の言語だと『Legend of the Demon Cat / 妖猫傳』と表記されるとあって、「猫」が本編に登場。原作は、夢枕獏。そして監督に陳 凱歌(チェン・カイコ―)、主演に染谷将太、同じく登壇した黄軒(ホアン・シュアン)という史上最大のプロジェクトとなっている。出演者の阿部寛さんは「1日4カットという贅沢な時間の使い方をした」という撮影エピソードを披露した。

そして、コンペ部門の国際審査委員長の俳優・監督であるトミー・リー・ジョーンズさんが映画の1シーンのような音楽で登場。同じく審査員の永瀬正敏さんらと挨拶を行い、今年の東京国際映画祭がスタートした。11月3日まで開催される。

(以上/撮影・文 木下奈々子)


※撮影、取材時の情報となります。
Photo: © Nanako Kinoshita